超立体包装

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日経エコロジー7月号にてPattrussが紹介されております。>>記事の一部はこちらから


セミオートシール機や全自動袋詰シール機などのご案内もいたします。

新着情報

内容物の形を崩さず、開封するとそのままお皿として使える新しい包装の形です。

! 立体包装  パットラスとは

パットラスの特徴

・野菜など生鮮食品の鮮度を保ち、通常よりも長持ちします。

・ワンアクションの簡単開封。開けると包装容器がそのままお皿として使用できま

 す。

・外圧に対して強い4面体のトラス構造で、内容物が潰れにくくなります。

2007グッドデザイン中小企業長官特別賞受賞

今までにありそうでなかった 、そして「 どうしてなかったんだろう? 」と考えされられる。

そういうものこそがグッドデザインであると僕は考える。


「パットラス」は、いわゆるパッケージデザインと呼ぶには、 ふさわしくない、本当の意味で「包み方をデザ

イン」したものである。


一見弱々しい薄く透明なフイルムでできているのだが、牛乳のテトラパックのような形状は実に圧力に強く、 

商品を保護することができる。また食べるときには、パッケージを中央から開封することで開封後の形状が

内容 物を載せた舟形の容器となり、 お皿の役割を果たしてくれる。


ユーザーや世の中のことを丁寧に考え、構造そ のものが極めてシンプルな形に昇華され、開け心地が非

常に気持ち良い。


なんともよくできているパッケージだ。

このシンプルなデザインは今後いろいろなものに活用できそうだ。


今回は、葉物野菜のパッケージだが、例えばポテトチップスやポップコーンなどのお菓子類も入れることが

できる。 カジュアルなパーティーなどにも、このパッケージ自体がお皿となるので場所を選ばず使用するこ

とが出来て、ゴミも少なくなる。


今後グラフィックデザインが積極的に関われば、もっと楽しい展開も期待できるし、もしかすると想像もしな

いような物も パッケージされる楽しい未来がやってくるかもしてない。


何より驚いたのは、この「パットラス」を制作したのはいわゆる デザイナーやクリエーターでもない、菜を生

産からパッケージ、販売まで一貫して行っている人たちなのだ。お客様に選ばれ、 納得して買ってもらえ

る野菜を提供することを第一に考え、自分たちが育てた 野菜をつぶれないように 、良く見えるようににと

大切に 思いながら試行錯誤を繰り返し、これを完成させていったのだろう。


本当に良く考えていろいろな問題を解決している。 あらためて、 デザインするとは? グッドデザインとは?

 を考えさせられる。 ありそうで なかったこの「パットラス」から、より便利でシンプルになる未来の生活が

見えてくる。


-----私の選んだ一品(日本産業デザイン振興会編)-----

-----グッドデザイン賞審査員コメント集7より抜粋-----

動画で見るPattruss